ビック・ダルチニアン(Vic Darchinyan, 1976年1月7日 - )は、オーストラリアの男性プロボクサー。
アルメニア出身で現在はオーストラリアでプロボクサー活動をしている。
身長166cm、リーチ164cm。現WBA・WBC・IBF世界スーパーフライ級チャンピオン。
変則的な動きで相手を惑わし、大振りのパンチを的確に当てる突進力のあるボクシングスタイルから「レイジング・ブル(怒れる雄牛)」の異名と8割近いKO率を持つ。
2000年のシドニー五輪に出場し準々決勝まで進んだ。
通算戦績 33戦31勝1敗1分(25KO)

1976年にアルメニアで生まれ、8歳の頃からボクシングを始めた。
ジュニアアマチュアボクシングで直ぐに実力を発揮し始め、48kg級で12歳から16歳までチャンピオンに君臨し続ける。
アマチュア時代の戦績は170戦152勝。
2000年11月3日、オーストラリアでプロデビュー。
2001年10月18日、全オーストラリアフライ級タイトルを獲得した。
2002年8月2日、IBFパンパシフィックフライ級タイトルを獲得。その後も勝利を積み重ねる。
2004年12月16日、コロンビアのイレーネ・パチェコに11RTKO勝ちし、IBF世界フライ級タイトルを獲得した。
2005年3月27日、IBO世界タイトルを獲得した。
2007年7月7日、ノニト・ドネアと戦い5回KO負けを喫し王座から陥落。
プロキャリア33戦目にして初黒星となった。
同年10月20日に階級を上げての復帰戦となった王座決定戦でフェデリコ・カツベイに12RTKO勝利し、IBOスーパーフライ級王座獲得。
2008年8月2日、ディミトリー・キリロフ( ロシア)の持つIBF世界スーパーフライ級王座に挑戦し、5回KOで勝利し2階級制覇を達成した。
2008年11月1日、自身の持つIBF世界スーパーフライ級のベルトをかけ、WBA、WBC二団体統一チャンピオンのクリスチャン・ミハレス( メキシコ)と対戦。老獪なテクニックが持ち味のミハレスを全く寄せ付けず9回KO勝ち。
三団体王座統一に成功した。
2009年2月7日、アメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイムでWBA、WBC、IBF世界スーパーフライ級王座の防衛戦をホルヘ・アルセ( メキシコ)と戦い、第11ラウンド終了TKO勝利。
王座防衛を果たした。