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■文明開化の昔から、大阪人はカレー好き
織田作文学の昔から、大阪人はカレー好きである。かやくご飯やまむし(鰻丼)、ミックスジュースなどにも通じるように、なんでも混ぜ合わせて食べるのが好きな大阪人にとって、カレーは明治の昔から、嗜好によくマッチする洋食メニューであったようだ。カレーの醍醐味は、さまざまな具材や香辛料を組み合わせて煮込むことで生まれる、味覚のハーモニーである。これは、ダシ文化に代表されるように、大阪人が追求してきた複雑系味覚と同じ。好奇心でいろいろなものを混ぜ合わせてみて、「お、ウマイやん」という創意工夫が、大阪人は好きなのである(もちろん「わ、失敗したわ」というのも結構多い)。そんな面からも、大阪人は現在でも非常にカレー好きである。舌もこえていて、大阪市内はカレー専門店の激戦区であることはよく知られている。今回は、大阪のカレーを代表する専門店として、『ルーデリー』にご登場願った。著名人や名だたるカレー通たちの舌を満足させてきた名門店に、浪花のカレーの魅力をたっぷりと語っていただいた。
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