「またお騒がせします。」 「こっちが好きでやってるんで。」と店長。 「ビール下さい。赤い方」 これ以外は何も言いません。 まずは超レアなレバーを3本。 「これで全部出きったんで明日はないです。」 そして肝焼き2本。くりからを2本。 くりからをビールではやれません。 「酒下さい。」 無ろ過純米生原酒を1杯。 そして肝わさ登場。 そろそろ2杯目。 銀杏、エシャロットを食べたところでスペシャル登場!! 「ドジョウの茶碗蒸し餡かけ」 そして3杯目スタート。 こんな週末を送っていた日々を思い出します。 極悪だった私。 長年連れ添った女性と別れ、自暴自棄だった私。 時間はないがお金が有り余っていた私。 全てお金で買えると思っていた私。 自由と引き換えに何かを失った私。 色んな私があの時あの時間にこの席に座っていました。 12年。 どんな時もこの距離で。 年は取ってもあの頃と同じ距離で。 時々ポツポツ会話を交わす店長と私。 周りだけが時間が過ぎていくように感じます。 つづく