枯れ葉も全て散り、朽ちた山頂の木が目に飛び込んできた。 ふとした瞬間わずかに2秒。 一瞬にして見える景色は全て白。 ・・・これは灰色なのか? 僕の心が示している色を自然は理解したようだ。 都会のビル風に吹かれる寒さとは違う。 今は10メートル先が見えない。 夢の中―――? ”日常”は何色に写って見えていたのか、それさえもわからない。 いよいよ視界は5メートル。 『こっちです…